iinira’s blog

歴史のブログを書くことにしました。いーにらです。よろしくお願いします‼️

マグダラのマリア

アフィリエイト広告を利用しています

マグダラのマリアとは、新約聖書に登場するイエス・キリストの弟子の一人で、彼の十字架刑と復活の証人である女性です。彼女はイエスによって七つの悪霊を追い出された後、イエスの仲間となり、彼の旅に同行し、彼の教えを支えました。彼女はイエスの死後も、彼の墓を訪れ、最初に復活したイエスに出会いました。イエスは彼女に、復活の知らせを他の弟子たちに伝えるように命じました。このため、彼女は「使徒たちへの使徒」と呼ばれることもあります。

マグダラのマリアは、キリスト教の歴史や伝承において、様々な解釈やイメージを持たれてきました。西方教会では、かつて彼女を「罪深い女」と同一視し、娼婦や姦通者として描いたこともありましたが、これは聖書の根拠に基づかない誤解でした。東方教会では、彼女を「携香女」と呼び、イエスの遺体に香油を塗るために墓に来た女性たちの一人として尊敬しました。また、彼女はイエスと親密な関係にあったとする外典や伝説もありますが、これらは歴史的に信頼できるものではありません。

マグダラのマリアは、イエスの最も忠実な弟子の一人であり、彼の死と復活の真実を証言した女性であります。彼女はキリスト教の聖人として、多くの教派や国で崇敬されています。彼女の記念日は、西方教会では7月22日、東方教会では8月4日です。彼女は、神の愛と恵みによって変えられた人生の模範として、今もなお私たちに教えと励ましを与えています。

 

こちらは、岡田温司氏による「マグダラのマリア エロスとアガペーの聖女」というタイトルの中公新書です。西洋世界で最もポピュラーな女性の一人であるマグダラのマリアの複雑な人物像を解き明かし、彼女が芸術作品においてどのように解釈されてきたかを探求しています。238ページに及ぶ内容で、岡田氏の独自の視点からマグダラのマリアの物語を紐解いています。価格は880円(税込み)で、送料無料です。